先日「レンタルおじさん」なるものに、就職活動の面接官役をしてもらいました！
そして、昨日無事内定を勝ち得ました！！！！
あまりの喜びに、今日は、その「レンタルおじさん」での体験談をまとめてみました。全国の後輩たちにこの体験談が届き、内定への近道となったら幸せです。

自己紹介

はじめまして。大学4年生の岩田翔平と申します。
出身は兵庫県で、高校まで住んでいました。大学は理系の大学に進みたかったため、都内のとある大学を志望。無事第一志望であったその大学に合格し、今は東京の端っこで一人暮らしをしながら研究室の活動に励んでいます。性格は、大人しそう、とか穏やか、とかよく言われます。

就職活動での悩み

就職活動は、とある製薬会社の研究職を希望。所謂テストセンターなんてものは余裕でしたし、志望理由書も完璧なものを書けました。それもそのはず
って、志望理由を書く為に重要なことは、まずは相手を知ることです。「企業の強み/弱み」「特に現在力を入れている事業」「これからの成長戦略」なんてことも徹底的に調べ上げたからです。しかし、致命的な問題がありました。面接が大の苦手なのです。知り合いであればペラペラと話せるのですが、初対面の人が相手となると話は別。顔がりんごのように赤くなってしまいますし、いつもは冷静に論理的に簡潔に話せていたことが突然にして出来なくなってしまうのです。いくらテストセンターでよい点数をとっても、いくら出来の良い志望理由書があっても、面接で落ちては水の泡なのです。
父に面接官をお願いしたくても、父は兵庫県、私は東京都なので物理的に厳しいし、そもそも知らない人に面接官役を依頼しないと意味がないのです。とはいえ、見知らぬ人にいきなり面接官役を依頼することもとてもじゃないですが、出来ません。そんな時、Twitterで「レンタルおじさん」というものを見つけました。これが、私の内定を勝ち得た瞬間だったのかもしれません。

「レンタルおじさん」に面接官をお願いしてロールプレイングをすることに。

この「レンタルおじさん」というサービスを使って、見知らぬ人に面接官役をお願いすることを閃いたのです。公式HPから早速おじさんを探します。狙いを定めたのは製薬会社に勤めていたというおじさんと、キャリアカウンセラーをしているというおじさんのお2人。まずは、キャリアカウンセラーのおじさんを選びました。

「レンタルおじさん」って？

まず、こちらをお伝えします。「レンタルおじさん」とは１時間1000～円で、お好みのおじさんをレンタルできるサービスです。おじさんは、多数在籍しており、力仕事が得意なおじさんや、元経営者のおじさん、人生でたくさん失敗を重ねてきたおじさん、愚痴を聞くのが得意なおじさんなど、その特徴は十人十色。そんな多数のおじさんから、お好みのおじさんを選び、利用方法は基本的には自由（性的な要求や法に反する要求等はNG）。このサービスの魅力は、なんといってもその多様な利用方法だといいます。レンタルおじさんには、多数の十人十色のおじさんが在籍しています。ですから、法に触れるようなことでなければ、基本的に何でも対応してくれるのです。

当日の雰囲気

当日は、自宅近くのサイゼリヤで10:00に集合しました。
長居しても怒られなさそうですし、一人暮らしですので安い方がありがたかったので。
現れたのは、スーツ姿に黒縁のおじさんです。もっとフランクな感じで、私服でフラッと来ることを想定していたので、正直焦りました。
しかし、面接官役ということで、少しでも緊張感を出せればということでわざわざ休日なのにスーツ出来てくださったとのこと。その優しさに、思わず父を思い出してしまいました。
「あなたの自己紹介をお願いします。」「志望理由はなんですか？」といった基本的なよくある質問が続きます。そこで、「好きな映画はなんですか？」という拍子抜けする質問が。咄嗟に「ミッションインポッシブルです」と答えると、「それはなぜですか？」というまたしても拍子抜けする質問をされました。
これは、おじさんが私と会話をする中で、私が自分の感情を伝えることが下手であることを見抜いての質問だったそうです。2時間の予定でしたが、想像以上に的確なアドバイスをくださるので、時間を延長することに。結果ランチなんかも食べながら15:00までみっちり面談練習に付き合ってくださいました。おかげで終わったころには、面接への苦手意識はすっかり無くなっていました。

まとめ

よく大学にあるキャリアカウンセリング室より遙かに丁寧に対応してくださいました。私の内定は、レンタルおじさんなしにはあり得なかったと思います。ですので、心より感謝しております。これから就職活動があるという後輩の皆様も、是非「レンタルおじさん」を利用してみてくださいね。きっと、その先に内定が見えるはずです。